トモエ生チップボイラの特徴


― UTSRシリーズ ―
  従来、日本でも薪焚きボイラなどがありましたが、一般的に最適な燃焼状態を常に保つことが難しく、火力を調整する為に空気量の調整を行うだけの簡単のものでした。
  しかし、高度な燃焼制御技術を装備したトモエの木材チップボイラを導入頂くことによって、生チップをそのまま燃料として各種の暖房、給湯、乾燥などの用途に、自動運転によって行うことのできるシステムが実現できます。
  トモエで提供できる木材チップボイラは、次の様な特徴があります。(シュミード社の場合)


安価な生チップが使用可能(出力100KW以上)

周辺の森林から伐採される木材をチップにすることによって、それを生チップのまま燃料にすることができ、安価なコストで燃料自己供給型の温水発生システムを作ることができます。 
水を多く含む生チップを燃やす燃焼技術(ただし、チップの最大湿潤含水率:50%)

高含水率の生チップを燃やすタイプのモデルでは、独特な移動式ストーカーによって、燃焼炉の下段で燃焼ガスの熱で水分を蒸発させ、中段で完全にガス化燃焼させます。 
最適な燃焼状態を保つ制御技術

缶水温度、燃焼炉温度、排ガスの酸素濃度、炉内圧、燃焼室の湿気などを測定して、燃料チップの送り速度、燃焼炉への送風量、煙道での吸引風量を制御し、様々な燃焼条件にあってもボイラを最適な燃焼状態を常に維持するシステムです。 
公害対策

欧州でも公害問題に最も厳しい水準を持つ規格のもとに、(1)最適燃焼制御システム、(2)煙道での燃焼灰や排ガスの煤じんを除去する装置(サイクロン)、(3)燃焼炉内のNOx低減室、などを設け、排気ガス中の煤じんやCO、NOxなどの有毒物質の発生量を極力抑えます。 
灰などの処理

ボイラ煙管部には自動掃除装置が取り付けられ、面倒なボイラ掃除は不要で、常にボイラ効率を維持できます。また燃焼炉下段で発生する燃焼灰、煙道部分のサイクロンで集められた排ガス中の灰や煤塵については、それぞれ灰処理ボックスに送られ、定期的に廃棄すればよいようになっています。 
ボイラ検査や資格・免許が不要

輸入されたボイラは、トモエで圧力容器の適用の受けない無圧缶水式に改造し提供するので、ボイラ使用検査や労働基準監督所への届および取扱者の資格は不要です。 

 

 

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